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#プロローグ
GoogleさんとMicrosoftさんの検索戦争
#ChatGPTって何?
OPEN AI社が開発した、対話型AI。ユーザの様々な質問や命令に、高度に対応してくれる。経理の観点からとか、エンジニアの観点からとか、お母さんの観点からとか、自分がない視点からについて聞ける。あなたはプロの編集者だと催眠術をかけるのもいい。知識を聞くのでなくノウハウを聞く。
#ChatGPTの仕組み
手前の文に、確率的にありそうな続きの文字をどんどんつなげていくだけ。真の意味の知性ではない。5兆語ぐらいトレーニングしたら、とても頭がよくなってしまった。手前の文字に、確率的にありそうな文字をどんどんつなげていくだけで、人間より賢そうな文章を生成することがわかった。大学入試とか合格できてしまう。世界における言語の中の日本語の比率が少ないので、日本語だと英語に比べて精度は大きく落ちてしまう。
#ChatGPTの注意点
・手前の後に続きそうな単語をつなげているだけ。つまり極端な知識やアイデアは出してくれない。無難なことしか言わ ないこともある。素直にアイデアちょうだいとか、レビューし てとかって言うと一番無難な答えを返し、真実の保証はない。
・ネットのテキストから学習している。つまり世に出回わっていない情報は含まれていない。開発された2021年9月以降の情報は把握していない。これから出てくる多分GPT4とか5とか 6になると改善されると思われる、今はまだそうではない。
・ネットのテキストから学習している。つまりみんなの持つ偏見は、「確率的に高い情報」として背負っている。世の中のテキストの 確率分布に従った偏見をそのまま背負って いる。
#ChatGPTをうまく使うコツ
会話の空間を絞れば、その空間でもっとも可能性の高い答えが得れる。空間を限定すれば答えの品質や方向性がコントロールできる。
・回答の可能性の空間を限定しよう1「文脈や前提情報を与える」
「この商品の特徴は、A,B,Cです」
「この章の内容は以下のようなものです」
「これは、XXXを前提としています」
・回答の可能性の空間を限定しよう2「役割を与えて限定する」
「プロフェッショナルなライターとして」
「あなたは、売れっ子のコピーライターです」
「小学校の先生として答えて下さい」
・回答の可能性の空間を限定しよう3「品質を限定する」
「エモいブログのタイトルを」
「簡潔で明快なレビューを」
「小学3年生にも解る解説を」
・英語で命令しよう
イメージ的には 中学生と大学生ぐらい頭の良さが変わる。
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■深津式汎用プロンプト
#命令書
あなたは、プロの編集者です。
以下の制約条件と入力文をもとに、最高の要約を出力してください。
#制約条件
・文字数は300文字てていど。
・小学生でもわかりやすく。
・重要なキーワードを取り残さない。
・文章を簡潔に。
#入力文
<ここに入力文章>
#出力文
■深津式プロンプト・システム
・ロールを明確にする
・入力から出力をつくることを明確にする
・何を出力するかを明確にする
・マークアップ言語を用いて、本文でない部分を明確にする。
・命令を箇条書きで明確にする。
・さまざまなワードで、AIの出力しうる空間を、積極的に狭くしていく。
(「このタスクで最高の結果をだすために、追加の情報が必要な場合は、質問してください」とアプローチする)
■会話の空間を絞るには
編集者として答えてくださいとか、コピーライターとして答えてくださいなど、チャットGPTが答える空間を編集者が答えそうな空間に限定する。医療論文のなんとかマスターの人がレビューしてくださいといったら、医療単語とかバリッパリの答えが返ってくる。私はP&Gのマーケターであって、新しく出てくる飲料水に対して、こういったことを考えていて、今季のテーマはこれとこれとこれですということをもとに、商品企画を考えてくださいと言うと、可能性の空間がだいぶ限定される。魅力的でSNSで誰もが無視できない強いインパクトで、バズりやすい売れっ子ライターがとか、絶対知ってる単語で空間を切ってた方がいい。
■さらに見つけた最新的な使い方
一番最初にチャットGPTに例えば タイトルを書くときに一番大事なことを5つ教えてくださいと聞く。 チャットGPTは5個教えてくれる。それではその5つを大事にしたタイトル考えてくださいって言う。すると普段のチャットGPTより頭がいいタイトルを考えてくれる。最初にチャットGPTにベストプラクティスを聞いてから、ベストプラクティスをやれって言うとすごく性能が上がる。